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048. 仕事でExcel for iPadを使って困った点

Excel for iPad

Excel for iPadについて(2019/4/15アップデート)

以前「海外出張でiPad Proをメイン機として使ってみた」という記事を書きましたが、iPad ProでOffice for iPadを使う上で、いろいろと気になることがありました。今回はそのうちExcelの困ったいくつかの点について、Appleの表計算アプリのNumbersと比較しつつ見て行きたいと思います。

なお2019/3/21時点で、セルのコピーの問題や「フィル」の表記などが改善されていましたので、記事内容を訂正しました。

(また本記事の内容は、下の記事にもあるように、Office 365 soloのバージョンについて書いています)

ringodougu.hatenablog.com

印刷範囲について

まず印刷するときの範囲の指定です。これは、可能です。

  • 作業中のシートをプリント
  • ブック全体をプリント
  • 選択した部分をプリント

の中から選べたりします。↓

Excel for iPad

この中で実用的なのは、自分で明示的に指定する方法(上のリストなら3番目)だったりします。

だがしかし!

この「選択した部分」の範囲は、記憶されないので印刷のたびにセル範囲を指定しないといけません。

この点Numbersでは、指定した印刷範囲の設定は、当然ながら記憶されるし、印刷範囲の指定や変更も超絶的にやりやすいと思います。

シートのコピー

次は、あるファイルのシートを丸ごと別のファイルにコピーしたい場合です。

パソコンだったら、ファイルを2つ開いておいて、元のファイルから別のファイルにシートをドラッグ&ドロップしますよね。だけど、ご存知のとおりExcel for iPadでは、一度に一つのファイルしか開いておけません。

また、パソコンだったらシートのタブで右クリックし、「コピー・移動」を選んで、別のファイルにコピーしたりできます。

でもExcel for iPadでは、シートを丸ごと別ファイルに移動・コピーすることは、まだできない仕様です。これは地味に困ります。

Excel for iPadではシートを丸ごと別ファイルに移動・コピーできない

↑シートのタブのポップアップメニューでは、同じファイル内であれば、複製や移動ができるのだが(2018年10月現在。2019年3月再確認。2019年4月15日再確認)。

一方、Numbersでは、別ファイルへのシート丸ごとコピーも問題なく可能です。

別ファイルへのセルのコピーの問題

上に書いたように、シート丸ごとのコピーはできないので、一方のファイルで必要なセルをコピーし、別なファイルに貼り付ける方法を採るとします。

しかし、もしコピーしたセルに空白部分があると、空白のセルは無視され、上に詰めてペーストされてしまいます。

もちろん、同じファイル内であれば、問題なくセルのコピー・ペーストは可能ですが、別ファイルへのコピー・ペーストだと、気をつけなければいけません。

また、別ファイルであっても、上の図の中の表の場合、「名前」の部分を含めて表全体をコピーすれば、空白セルも正しく再現されます。要は、行全体が空白の場合に、削除されてしまうということです(Officeシリーズが新アイコンとなった2019年4月15日時点のv2.24(190410)でも、この不具合が未だ残っていることを確認しました)

別ファイル間のセルのコピーは、iOSのクリップボードを経由せざるを得ないため、改善は困難なのかもしれませんが、改善されると嬉しいですね。

一方でNumbersでは、空白のある表の、ファイル間コピーも問題はありません。

「塗りつぶし」は「フィル」に修正されました!!

下の図の赤丸で囲んだポップアップのこのコマンドは、いわゆる「連続データの入力」なのですが、以前までは「フィル」でなく「塗りつぶし」と表記されていて、別コマンドである「セルの色指定(こちらも「塗りつぶし」)と混同しやすく紛らわしかったのですが、2019年3月21日に確認したところ、正しく「フィル」と言う表記に修正されていました。バンザーイ!M社様ありがとうございます。

↓以前のポップアップメニュー

フィルが「塗りつぶし」になってる

↓2019年3月21日現在のポップアップメニュー

フィルになってる

その他できないこと(2019/2/11追記)

Mac/PC版Excelにできて、iPad版のExcelにできないことのうち、後から気づいて苦労してしまうより、使い始める前に知っておいた方がいいんじゃないかと思うことを、挙げます。

一部上述とかぶりますが...

  • 2つのファイルを開いておくことができない
  • 2つのファイル間でのシートのコピー/移動ができない
  • VBAマクロ関係の編集と実行ができない
  • ピボットテーブルでのデータ分析の新規作成ができない

これらは一部です。iPadか、PC/Macのいずれか一択をしないといけない状況であれば、この辺の機能が必要かどうか、よく吟味しておくとよいと思います。

でも素晴らしい部分も

素晴らしい部分もあります。それは、Apple Pencilのサポートです。本家AppleのiWorkのApple Pencil対応が、つい半年前の2018年春だったのに対し、Office for iPadのApple Pencil対応は、Apple Pencilの登場直後だった気がします

ringodougu.hatenablog.com

まとめ

てことで、実際Office for iPadを仕事に使ってみて、困った場面が結構あったので書きました。皆さんの何らかの参考になれば幸いです。今度、PowerPoint編も書きたいと思います。


(もしよろしければ「読者になる」ボタン(最上端もしくは下の方にあります)を押してくださいませ。なおプロフィール写真は、私が小学生のころ(数十年前)のものです)


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